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繰り返しの演習で実力をつける!

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Year:

2023年

「インターリーブ」という言葉を聞いたことはありますか?

何かを学習する際にあえて関連性のある違う科目を混ぜる学習法を「インターリーブ学習法」といいます。

例えば、英語のリーディングの勉強をするときにはリスニングの勉強も挟む、数学の勉強をするときに物理の勉強を挟む、日本史の勉強をするときに世界史の勉強もする、といったイメージです。順番に一つずつ勉強していった方が着実に頭に入るような気がしてしまいますが、実際はランダムに勉強した方が頭に入りやすいのです。
交互に勉強することを意識して「今日はこの科目とこの科目を勉強する」と決めたら、2つ分の勉強道具を並べて交互に学習しましょう。
自分のペースで勉強しても良いですが、自分の集中力が持続する時間でタイマーをかけ、時間で区切って勉強するのがおすすめです。

その際に注意しなければならないのは、科目を変える時間がきたら、ページの途中といったような中途半端なところでも必ず中断して、次の科目に移ってください。
これはStudy Hacker内でも何度か紹介されている「ツァイガルニク効果」という「中断された物事の方が頭に入りやすい」という効果を利用したもの。

途中で中断して他の科目に移ることで、インターリーブ学習とツァイガルニク効果、どちらのメリットも享受することができます。

勉強は反復学習が基本と思われがちですが、反復学習に効果が見られない方は、近年注目されている「インターリーブ学習」もぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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